きらきらと美しくちりばめられた僕のそれ。
浮き立つ心は晴れた夜の日だけ。
小さく自嘲して僕はやっと立ち上がる術を模索し始めるのだけど。
とりあえずあんたがいるから、
とかそんな理由でまとめたくないし、そもそも僕自体そんなへなちょこでいたくない。
むしろ望むのは対等な立ち位置だ。ただ、そう望む割にはどうしたら怪我をしないで済むかをひたすらに考えていて。
確かに怪我は少ないに越したことはない。でもそれよりも大事なものがあるような気がして止まないのに。
何してんだろう。
そんな台詞で片付けられる程度のこと。
分かってんだ。
それでも僕の身体はまだしばらく酸素を必要としてるらしく、やたらに必死にあんたを感じようとするばかり。
レンズ越しの世界ほど綺麗に見えるものはない。
だって、
僕のそれはきらきらと美しく、汚れのないかのように光っている。
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(20080103)